とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

産業カウンセラーを目指す戦い始まる

 

産業カウンセラー講座が既に始まっています。前も書いたけど、この講座は本当に大変です。

産業カウンセラー養成講座|一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

 

①11月~3月末までの間の週末全15日、105時間分の通学実習があります。ここでカウンセリングの実地を学ぶのですが、90時間は出席しないといけません。

②同時に40時間分のEラーニングを自分で受ける必要があります。公式テキスト上下巻700ページ分の講義に相当する分量です。全26セクションの小テストにも合格しないといけません。

③毎回のように作文やレポートなどの提出課題もあります。これが時間を食うので本当に面倒くさいです。

 

さらには①、②、③の苦労を経ても、養成講座の卒業資格が得られるだけで資格は取れません。

そのためには来年の夏の産業カウンセラー試験にエントリーしないといけないのです。合格率は60%ほど。長い道程です。

 

講座の内容については秘密保持の義務があって何も口外できないのですが、現状を書くと、意識の高い「ガチ勢」の方々の勢いに気後れしています。

人生をかけて職業訓練してきている人がいます。自分のキャリアアップに命を懸けている人もいます。自分で講座費用30万を拠出してきている人が多いです。

(自分は社費で受講していると皆に話したら、場の空気がピキっと凍りました)

 

講座中の発言も鋭い洞察に基づくものも多く、感心するというより、自分では持ちえない知見だなとネガティブな方向に捉えてしまうこともしばしば。。

自分は会社から金を出してもらって何となく受講登録をした、いわゆる「ゆる勢」なので、意識もスキルもかなり低く感じます。

 

ただ、語学も資格試験も独学ばっかりだった自分にとって、意識の高い方たちに混ざって勉強するのは本当に刺激的に感じます。講座の日の夜は寝付くのが大変なほど。

これからも少しずつ学習を積み重ねていきます。ただ、語学ブログとしての存続は大丈夫なのか。。

 

(追記 2024/3/31 取り敢えず養成講座が終わりました)

polala.hatenadiary.jp

2023年イタリア語検定2級不合格までのまとめ

 

勉強をまとめるのも大事なことですね。上記の結果を踏まえ、去年準2級に合格してから、今年2級に落ちるまでに勉強記録をまとめてみました。

 

1)小説購読

 

パヴェーゼ3作とバリッコを読みました。それぞれ相応の難しさがありましたが、読後の満足度も高かったです。

それぞれの作品に滋味を含んだ苦い芯みたいなのがあって、心を抉るんですよね。

ただ試験対策としては、イタリア語検定2級自体が語彙力をそんなに必要とする試験ではないので、ここまでやる必要はないと思います

この勉強自体は完全に自分の趣味に沿ったものなので。

 

2)雑誌購読

これも資格対策というより、趣味領域の話です。1年購読契約しましたけど、実は4か月くらい読んで飽きてきてしまいました。

正直、フランス語版の科学雑誌「Science et Vie」と比べると、「常識的」な内容のものが多いので飽きるの早いかなあという感じもします。

良くも悪くも、総花的なのですよね。そういった類のものは、日本語で読めばいいので。ただ読み続ければ、相応の語彙力は与えてくれると思います。

 

3)作文対策

 

イタリア語検定2級は、リスニング、筆記、作文それぞれで合格点を取らないといけないのですが、一番対応が難しそうな作文に対して、上記の教材を用いて和文伊訳の練習をしました。

そもそも試験の作文がスピード勝負に思われて、ゆっくり文章を構想し捻りだす時間がないだろうとは思っていました。

なのでこの練習は、論旨を組み立てたら後は、瞬間的に短文を積み重ねるスタイルで指定の文字数を埋めて行こうと思ったことによります。

簡単に言えば、とにかく何かは書けるようにするという訓練ですね。無謀かなと思いましたが、一応合格点が取れたので相応の効果はあったと思います。

 

4)ラジオ講座

半年間、音声として都度取り込んで、通勤中に聞いていました。応用編というよりは初級編という名前の方が良いと思います。2級対策用にはさすがに無理です。

結局、リスニングは全く対応できず玉砕という結果になりました(NHKに八つ当たり)

大阪で初めてのフランス語ボランティア通訳ガイドに挑む

5年ほど前にお世話になったスパルタ先生()、彼女は自分にとって最初のフランスコフォン(フランス語が母語)の先生であり、かけがえのない存在です。

彼女がフランスに帰国して久しいのですが、今回、彼女の両親(フランスのナント在住)が日本に旅行に来ることになり、先生の頼みでボランティア通訳ガイドを1日務めることになりました。

 

失礼な対応はできません。以下の演習を積んだのは、この要務のためです。

フランス語のニュアンスの使い分けを学ぶ - とにかくフランス語を勉強する

恩師の瞑想先生に再び挑む - とにかくフランス語を勉強する

 

練習で実地ガイドをしたことは何回かありましたが、見ず知らずの方を相手にするのは初めて。

最初は緊張しましたが、この日曜日に何とかガイドを完遂しました。行程は以下の通りです。

 

周ってみての感想。

 

1)1日の実践は1000日の練習に勝る

やっぱり実践に放り込まれての経験値は凄まじいものがあります。一日で数えきれないほどの技術、知識、心がけを学びました。

自分はガイド試験の面接に3回落ちたけど、聞いて、話して、考えて、振る舞う経験が圧倒的に不足していたと改めて感じました。

 

2)何が人の琴線に触れるかなんて分からない

自分が面白いと思っているものに期待しすぎてはダメですね。人の興味の対象なんて本当にバラバラで予見不可能です。

今回の夫妻の場合は「他に外国人観光客のいない静謐な空間」「地元の人の集まる寺社」「電車の内装」あたりに強い興味を示すのが面白かったです。

 

3)大事なのは聞くこと

フロイトの技法みたいな書き方だけど、ふと、自分はこれまで話し過ぎていたのではないかと思いました。

ガイドはあくまでもサポート役であり、気持ちよく観光してもらえているのであれば、端的に言えば黙っていても構わないのではないかと。

 

4)フランス語はrの発音が肝要

久々のフランス語の実践でしたが、自分の発音は全然違和感ないとのことで嬉しかったです。

自分が強く意識しているのはrの発音です。この「グ~」みたいなウガイ音さえうまく発音できれば、鼻濁音のinとenとか、破裂音のvとbとかは発音の境目が曖昧でも何とかなるのかなと(暴論)。

 

5)イタリア語の学習はフランス語の語彙やイディオム維持にも有用

近年勉強を積んできたイタリア語の表現からの逆引きで、フランス語の表現を引き出せたと感じた部分がかなりありました。

なんだかんだ言っても9割近くのボキャは同じ語源ですしね。今までの勉強が繋がっている感じはします(もちろん偽の友達()の罠もありますが)

 

 

・・一通り回って、お別れの時。

いつか自分がナントを訪問して、夫妻にガイドをしてもらう約束をしました(絶対に行くし)

さらには帰国したら、お礼として現地から色々なお土産を送ってくれるそうです。楽しみにしています。

非日常的な体験ができたこと、色々な未知の知見が得られたこと、そして新しいつながりが出来たこと・・ボランティアガイドを引き受けて良かったと思いました。

また機会を待って挑戦します。

2023年秋季イタリア語検定2級1次結果

表題の試験結果の件、公式で2日から発表されていたようです。

去年の教訓()を踏まえ、メインページだけ何回かチェックはしていたのですが、何も変化がなかったので気づくのに遅れました。

メールとかで通知してくれると嬉しいんですけどね。

 

掲示板で自分の番号をチェックする。

 

・・・自分の番号はありませんでした。残念でした。京都会場は全滅だったみたいですね。うーむ。(そういうのが分かってしまうのもどうかと思うが)

残念な結果ですが、今年は小説を読んでいただけだし、先生が離脱してしまったりして根本的な対策が何もできなかったので、こんなものだろうとも思います。

細かい結果が出たら色々追記したいとは思います。

 

とにかくイタリア語検定の上位級は時間をかけて四則を相応に鍛えないと突破できません。誤魔化しがきかないです。

でもだからこそバランスが取れていて非常に良い試験になっていると思います(落ちたのに上から目線で)。

イタリア語学習者の方には是非チャレンジしてほしいです。でないと試験自体が終わってしまいそうですし。。

 

(11/13 追記)

得点が出ました。

 

リスニングが3点不足、合計点が1点不足という結果でした。意外と健闘してましたね。

リスニングが出来なかったのは、書取も何もしてなかったので分かるのですが、作文が16点も取れていたのが意外でした。

文章が拙くても、辛うじて論旨が繋がったのが良かったのかなぁ。嬉しいです。

馬名で韓国語単語を覚える

韓国語の馬名も増えてきたので独立させます。馬名シリーズもこれで最後になると思います。

他に朝鮮語、ハングルなどの表記も考えられましたが、ここでは韓国語で統一しています。

 

※1 まだまだたくさん確認漏れがあります。(現状、見つけては追加している)

※2 冠名付きの馬は含みません。文法的に韓国語として成り立つものだけ。

※3 JRA・地方登録馬を含みますが、70年代以前の登録馬および、海外の登録馬は含みません。そこまでカウントするとキリがないため。名前が同じ馬は一頭だけ掲載します。

※4 カタカナの当て方が独特な馬もいますが、馬主さんの選択なので大目に見てください。

※5 ★はGⅠ競争の勝利馬、☆はGⅡ、GⅢ競争の勝利馬(いずれも海外、交流競走含む)を指します。

 

アプロ(앞으로,Apeulo,2020)・・(名詞)将来、前進、これから

アルムダウン(아름다운,Aleumdaun,2020)・・(形容詞)美しい

アルムダプタ(아름답다,Arumdapta,2010)・・(形容詞)美しい

アンニョンハセヨ(안녕하세요,Annyeonghaseyo,2009)・・(成句)こんにちは

オッチョラゴ(어쩌라고,Eojjeolago,2021)・・(成句)どうしろと?

オレオレサララ(오래오래살아라,Oraeorae sarara,2017)・・(成句)ずっとずっと生きる、長生きする

カンムル(강물,Gangmul,2014)・・(名詞)川の水

グエムル(괴물,Goemool,2021)・・(名詞)怪物

クムシラコ(그므시라꼬,Geumeusilakko,2018)・・(成句)それがどうした

クルム(Kureum,2004)・・(名詞)雲

ケプチャン(캡짱,Kaebjjang,2014)・・(形容詞)最高、素晴らしい

サンナムジャ(상남자,Sang namja,2019)・・(名詞句)男の中の男

スリスリマスリ(Surisuri Masuri,2021)・・(名詞)魔法の呪文、合言葉(仏教の経典に由来する言葉で日本語で言うチチンプイプイのようなイメージ)

スングリダンダン(Sung Gulidangdang,2020)・・(名詞)魔法の呪文、合言葉

スンリ(승리,Seungli,2018)・・(名詞)勝利、勝ち

セダ(세다,Seda,2015)・・(形容詞)強い、きつい、不運だ

タボン(따봉,Tta bong,2019)・・(成句)良い、よくやった、最高だ

ダルニム(달님,Darnim,2007)・・(名詞)お月様🌕

ダルマジュン(달마중,Dalmajung,2020)・・(名詞)月見🎑

チャンミコチョロン(장미꽃처럼,Jangmikkotcheoreom,2021)・・(成句)バラ🌹の花のように

チョングク(천국,Cheongug,2022)・・(名詞)天国

チョンリマ(천리마,Cheollima,2019)・・(名詞)千里馬🐎(両翼をもち1日に1000里を天かけたといわれる朝鮮の伝説上の竜馬)

ヌンコッチ(눈꽃이,Nunkkot,2021)・・(名詞)雪の花❀

ネガワンニダ내가왕이다,Naega Wangnida,2017)・・(成句)私が王だ

ノワナ(너와 나,Nowa Na,2021)・・(名詞句)君とわたし

ハヌル(하늘,Hanuel,2021)・・(名詞)空

パルガン(빨간,Palgan,2019)・・(名詞)赤

ピヨルピ(별빛,Byeol Bit,2021)・・(名詞句)星の光

プルタオルネ(불타오르네,Bultaoleune,2020)・・(成句)燃え上がれ

ヘンボッゲ행복,Haengboghae,2019)・・(名詞)幸せ

ポゴシプタ(보고싶다,Bogo sipda,2021)・・(成句)会いたい

ボラヘ(보라해,Bola hae,2019)・・(成句)紫する(BTSのライブ中に、ファンがもつペンライトで紫色に染まった会場を見たテヒョンが、「虹の最後の色である紫のように、相手を信じて末永く愛し合う」という意味を込めて表現した言葉

マジマックサラン마지막 사랑,Majimak sarang,2021)・・(名詞句)最後の恋

マンウォル(만월,Manwol,2021)・・(名詞)満月

マンナム(만남,Mannam,2015)・・(名詞)出会い

ムグンファ무궁화,mugunghwa,2016)・・(名詞)ムクゲ大韓民国を象徴する花として有名。特急の名前にも使われる)

モメチョッタ(몸에좋다,Mome Johda,2016)・・(形容詞)身体に良い

恩師の瞑想先生に再び挑む

前回のエントリー()に続いて、フランス語の再構築シリーズ第2弾。

11月のフランス語を使う私用のため、恩師の瞑想先生と4年ぶりにレッスンをしました。先生については以下の記事が詳しいです。

 

初回レッスン

 

仏検プロジェクト(2次試験対策の部分)

 

本当に久しぶりのレッスンでした。フランス語を思い出すことを目的に、とにかく時間中、ひたすらフランス語をかまし続けました。

先生は、とにかく話し方で妥協したり歩み寄ったりしない人なので、最初は付いていくのが大変でした。

けど、話しているうちに単語と用法が少しずつ甦ってきました。まぁ全然流暢というレベルではないけどね。

 

・・相変わらず理屈っぽいのも変わってなくて嬉しいです(褒めてる)。

例えば先生曰く、大事なことは今認識している課題が以下のどのフェーズにあるかを考えることだと。

①足りないものも、何をどうしたら良いかも分からない状態

②足りないものは分かっているが、何をどうしたら良いかが分からない状態

③足りないものが分かっていて、何がどうしたら良いかが分かっている状態

 

それぞれのフェーズで対処が変わるが、あなたのフランス語会話については③の状態である。

したがい対処も決まっていて、この件は表現の選択をシンプルにする訓練を続ければ、十分であると。

前に仏検とか通訳ガイド試験の対策を受けていた時と違って、妙に優しいのでホロっときました(少し丸くなった)

 

・・大阪在住の方で先生に興味のある方は、長堀通堺筋のホテルにある某語学カフェで教えているので、そこでアプローチしてもいいと思います。レートも良心的だし。。

フランス語のニュアンスの使い分けを学ぶ

11月にフランス語を話す用事が出来ました。

この3年、フランス語はたまに小説を読んだりはしましたが、勉強らしい勉強を殆どしてないので、徐々に忘れつつあります。。

これはやばい、ということで期間限定ですが、その用事のため自分のフランス語の再構築を図ることにしました(元々土台なんてないけど)

 

いくつか勉強の方針はあるけど、自習用にまず下の本を購入。

 

簡単にまとめると、日本語でよく使う表現をフランス語に翻訳するときの「ニュアンス」の解釈に焦点を当てて、ネイティブの立場から説明する本です。

学生さんの誤答を正す過程で、ニュアンスの違いが丁寧に示されていて非常に参考になります。

これは面白い本ですね。作文の誤答例が正に自分が書きそうなものばかりで笑えないですけど。

5年前に出版されていたらしいですが、もっと早くからやっておけばよかった。挿絵が可愛いのに内容が妙にシュールだったりするのも良いです。

 

・・しっかりと語彙と用法を整理しつつ、表現に磨きをかけらられたらなと思います。

2023年総合旅行業務取扱管理者試験

総合旅行業務取扱管理者の試験日。

1日のイタリア語検定受験の後は、仕事が非常に忙しかったりして、なかなか勉強を積めてきていませんでした(言い訳)

でも自分で決めたノルマでもあるし、直前くらい真面目にやろうと早朝から南茨木駅ホリーズへ。

 

ここは、日曜だろうが毎日7時~23時まで開いている上、レジから離れたところに一人机が多いのがポイント。本当に勉強しやすいです(大迷惑)

2時間まとめの勉強をして落ち着きました。だいぶ知識整理できた。

 

10:30に会場の大阪経済大学へ。若い人が多いですね。本当に感心します。

自分が受験するのは2科目。両方ともに60%以上が合格ライン。

 

11:00ー11:40 約款

30問100点。旅行に関する標準約款。14問が正誤4択選択。次の6問が正誤自由選択。そして最後の10問が〇×式。

とにかく、前半の法益的常識で解ける部分で荒稼ぎするプランだったが、中盤が思いのほか難しくザクザク点を失って項垂れながら終わる。やばし。

 

13:30-14:50 海外旅行実務

52問200点(内、観光地理20問)。時間がなくて観光地理を殆ど対策できていなかったので、苦戦を予想していました。

午前中の約款の不出来に動揺して、もう無理かなぁとも。でも受けるだけ受けよう。

確実な加点が計算できるのは運賃計算、英語、時差。ここは間違えないように慎重に時間をかけて進める。

全体的に正誤自由選択問題が多く、消去法で正答が出せず、各選択肢をしっかり理解していないと正答を導き出せないのが嫌らしい(逆ギレ)

観光名所は本当に分からず。塗り絵多し。

フランス、イタリア、スイスの問題をそれぞれ落としたのは情けない。でも問題が(自分には)マニアックでしんどい。

 

・・全然時間も余らず終了。合格ラインはきついかなぁという感じでした。ヘトヘトの体で帰宅。

 

夜に大原の解答速報サイトで自己採点。

約款 64点/100点

海外旅行実務 120点/200点

 

・・海外旅行実務は60%ボーダーギリギリのようです。。どうだろ。受かってたらうれしいけど。

しかし辛くて内臓がキリキリするような試験でした。もう二度と受けたくない。

これで今年のノルマは終了しました。

 

 

 

(12/10追記 結果出ました)

まいにちイタリア語を攻略する2023秋

10月から久しぶりに、NHKラジオ講座まいにちイタリア語応用編の新作が始まりました。

 

テーマは「ローマを巡ろう!」。内容は紹介文によると、

イタリア語の中級レベルの講座です。毎週、短いスキットを題材に学習をすすめながら、ローマの観光名所についての知識にも触れていきます。

 

イタリア人講師は信頼と実績のマッテオ先生。2年前の四季のレシピ講座が凄くよかったのを覚えています。

 

難易度は中級とありますが、語彙も基本的なものに限定され、用例も非常に簡単に感じます。実態としては初級、いやむしろ入門に近いでしょう。

それでも題材は興味深いです。

私の人生通算のローマ滞在歴は約36時間くらいしかなく、全くの観光素人なのですが、初回のローマ・テルミニ駅の紹介から、散策がどう展開していくか楽しみです。

マッテオ先生の披露するローマ豆知識も面白いし、イタリア語講座というよりは文化教養レクとして聞けたら。

総合旅行業務取扱管理者対策へ移る

 

イタリア語検定が終わってほっと一息とはいかず、22日に総合旅行業務取扱管理者の試験があります。

具体的な対策をしないといけません。ということで、テキストと問題集を買いました。

 

信頼と実績のユーキャン。衛生管理者の時もそうだけど2色刷りで見やすく、欄外の補足も丁寧。自分みたいなズボラな人間にも、知識整理しやすいように作られていて好きです。

 

自分が受験する2科目について。

「約款」

・60分100点満点。ここでいう約款とは定型的な契約条項のことです。つまらない正誤問題が中心。

・比較的与しやすい標準旅行業約款(募集、受注)の部分で荒稼ぎできるので、過去問題集で問われる部分を集中的に復習。

・あとは如何にも出そうな細かい数字を覚えて穴を埋めていくだけ。特に手荷物関係は面倒くさいので留意。

 

「海外旅行実務」

・80分200点満点。内訳は実務160点(32問)、観光地理40点(20問)。一般常識と周辺法規の部分。試験範囲が長く広いのが特徴。

・初っ端にOAG(オフィシャルエアガイド)問題が4問。エアラインコード2文字と空港コード3文字を覚えるのが面倒。ここで嫌になる。

・英語の文章問題は慣れの問題。自分は得意な方かな。。

・運賃、旅券法令についても過去問から1つ1つ潰すスタイルで無理やり乗り切る。

・観光地理は世界中で幅広く面倒くさい割に点数が低いので割り切る。フランスだけはさっさと押さえました。

①パリ周辺(シャンゼリゼ大通り(コンコルド広場、凱旋門ノートルダム大聖堂セーヌ川シテ島)、エッフェル塔(パリ万博、シャイヨー宮)、アンヴァリッド(ナポレオンの棺)、アレクサンドル3世橋、サクレクール寺院(モンマルトルの丘)、ムーラン・ルージュ、新凱旋門、ベルサイユ宮殿、フォンテンブローの森(イルドフランス)、ルーブル美術館オルセー美術館オランジュリー美術館、国立近代美術館(ポンピドゥーセンター))

②ノルマンディー(ジヴェルニー(モネ)、モンサンミッシェル(サンマロ、オムレツ))

③ロワール(シャンボール、シュノンソー、アンボワーズ、ブロワなどの城、ストラスブールカルカソンヌ要塞)

プロヴァンス(アルル(ゴッホの跳ね橋)、アヴィニョン(サン・ベネゼ橋、ガール水道橋)、エクサンプロヴァンス(セザンヌ、水の都)、マルセイユ(ブイヤベース、イフ城)

コートダジュール(カンヌ(映画祭)、ニース(遊歩道、マティスシャガール美術館)、モナコ(カジノ、F1)

モンブラン(フランスとイタリアの国境、シャモニー、エギユーデュミディ)

⑦その他単語(カマンベール、エポワス、ワイン、セーブル、リモージュボルドーなど)

 

・・フランスだけでお腹いっぱい。

上記2科目それぞれ6割以上取れれば合格となります。けど、去年は13.5%、一昨年は6.2%という合格率を見てビビっている。受かるのか・・?

これから毎日、少しずつ知識の穴を埋めていきます。

 

(10/22追記 試験を受けてきました)