2023-01-01から1年間の記事一覧
資格試験の秋です。 もう秋のイタリア語検定の受付が始まっています。今年は10月1日の開催。毎年10月の第1日曜日に行われるのです。 自分は、去年の春に3級を受けて1点差で落ちました。 秋に準2級を受けて何とか4点差で受かりました。 そして、秋…
前回、仏検協会の報告を見てみましたが、受験者数の減少度合が気になったので、21世紀に入ってからの仏検の受験者推移を見てみました。 まずグラフにしてみます。数字のソースは公式とそのアーカイブより。 2020の数字が少ないのは春季がコロナ禍で中止にな…
仏検協会の2023年3月期の情報公開資料が上がっています。 公益財団法人は公告が義務付けられているので誰でも公式で確認が出来るのですね。 読んでみると、結構詳細なレポートが上がっていて面白いです。簡単に見てみます。 1)事業報告書(2022年度) 2022…
たまにはイタリア語教養雑誌のFocus Digitaleの中から、興味深い記事を紹介します。 題名は"Come ho trovato i miei antenati"(どのように自分の先祖を見つけたか)、色々な検索手段を用いて、イタリア人の記者が自分の先祖を辿っていく話です。 自身の複雑…
フランス政府が、英語を中心とする外来語の侵略に対応すべく、フランス語の防衛に努めている話は以前に書きました。(参考⇒フランス語の純化政策を見る ) 今回紹介する下記のリンク先はその年次まとめ資料です(PDF直リンクはこちら(⇒))。 発行元はフラ…
インドネシア語の馬も集めてみました。2000年代後半にブームがあったようですが、最近は沈静化しているようです。 ※1 まだまだ、たくさん確認漏れがあります。 ※2 冠名付きの馬は含みません。純粋にその言語で成り立つものだけ。 ※3 JRA・地方登録馬を…
読み終わりました。じっくり読んで解釈して書写したので3週間ほどかかりました。 難易度は高め、描写は簡潔で洗練されていて訳出するのが難しかったです。まだ原書で読むには経験が足りなかったかなと思います。 話は、海の上で生まれて一度も船を降りること…
4日の日曜日にパリのシャンゼリゼ通りで、5000人超の参加者を集めてディクテのコンクールが開かれたそうです。 どのフランスメディアもニュースにしています。相当な注目度があったようですね。ディクテのフランス社会での定着の強さを感じます。 受験者数は…
アイヌ語も増えてきたのでまとめます。 地名などは調べればたくさん出てくるかもしれませんが、日本語風に転化したものも多く殆ど入れていません。 ※1 まだまだ、たくさん確認漏れがあります。 ※2 冠名付きの馬は含みません。純粋にその言語で成り立つもの…
また小説の読解へ進みます。 アレッサンドロ・バリッコが1994年に発表した小説(朗読劇)「海の上のピアニスト(Novecento)」のイタリア語版を書写します。 "Novecento"というのは「1900年代(20世紀)」という意味です(直訳すると「900」だけど)。 バリ…
イタリア語月刊誌”Focus”の電子版、”Focus Digitale”の4月号をやっと読み終わりました。 一通り読み終えての感想。 1)専門系の割に結構分厚くて読み応えがある。全部で170ページほど。それでいて月単価300円だから、かなり安い。 2)化学関連トピックが…
去年、こんな記事を載せました。 あれから1年・・2024年版がそろそろ出るようです。今年も新たに150ほどの新語が収録されます。 その中のいくつかがニュースサイトで紹介されているので、色々調べてみました。 Antisexisme・・(名詞)反性差別主義(性差を…
教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 作者:ハン・ドンイル ダイヤモンド社 Amazon 郷里の母が推奨してくれた本です。ゴールデンウィークに直接借りて(ケチだから)読んでみました。 ヴァチカンで弁護士の資格をもつ韓国…
自分には秘密の習慣があります。 このブログを始める遥か前、大学1回生の頃から毎日、1行日記を書き続けていることです。 始めたのは1995年12月1日の金曜日。無為に学生生活を過ごしていることに危機感を感じて、何があったかだけでも書き留めておこうと思っ…
上記エントリーから50日。やっと終わりました。文章をひたすら分解して、読んで書いて進んだので、時間がかかりました。 仕事的にも4月は多忙なので(新卒教育とか採用とか色々あるし)、その両立もしんどかったです。 あらすじを詳しく書くのは野暮なので、…
上の記事を読んで、色々考えさせられました。 この文にある野口先生の主張は、簡単に言えば、従来の日本のメソッドである文章を精読し、分解しながら単語暗記を目指す「分解法」を否定し、音読を何度も繰り返して文章を丸ごと暗記する「丸暗記法」を提唱する…
スマホで来訪された方で、カテゴリーを見つけられなくて困っている方が結構いるようです。 はてなブログは、スマホでのアクセスだとデフォルト画面でカテゴリーが表示されないからです。 ということで需要が多い順にカテゴリーの案内を残しておきます。ログ…
とうとうイタリア語でも雑誌に手を出してしまいました。 前のエントリーでも挙げていたFOCUS、面白そうなのでデジタル版を1年分購読してみることにしました。 1992年創刊の雑誌で、ジャンルは科学・文化・社会に及ぶ総合教養系とでもいうんでしょうか、発行…
イタリアでセンセーショナルな法案が提出されて波紋を広げています。 可決されると、公共や職場などにおける労働契約、公式声明、役職者の職掌管理、教育などにおけるイタリア語利用が義務付けられ、違反すると多額の罰金を払わないといけなくなります。 EUR…
6ヶ月続いた「続・ゆっくりじっくりイタリア語」が終わりました。PCで音声を取り込んで全48課を2~3回ずつくらい毎朝通勤中に聞いていました。 内容的には各話法と基本時制について、週替わりの少し短めのスキットと練習問題を通じて学んでいく非常にオーソ…
昨日に続いてもう1つ紹介します。 上記のリンク先は、Le Courrier de l'Unesco(ル・クーリエ・ドゥ・リュネスコ )という、国連教育科学文化機関(UNESCO)が出版する40~50ページほどの雑誌というか、小冊子です。 直訳すると「UNESCOだより」ですね。194…
たまにはフランス語の勉強ブログらしく、誰にも知られてそうにない教材を紹介します。 フランス語は国連公用語ということもあり、色々な国際機関の情報発信の場で見ることができます。 OIT(Organisation internationale du travail,国際労働機関(英語だとI…
3月20日は国際フランコフォニー(Journée internationale de la Francophonie)の日です。 1970年3月20日にフランコフォニー国際機関 (L’Organisation internationale de la Francophonie, OIF) が設立されたことに因んで制定されたものです。 今年はアフター…
自分がブログの中で仕事目的で取得してきた資格が以下。 貿易実務検定B級(2012)ビジネス実務法務検定2級(2013)STC Associate(2014)第一種衛生管理者(2016)メンタルヘルス検定Ⅱ種(2017)FP3級(2019)個人…
WBCが始まりましたね。大谷さんとかダルビッシュさんとか、報道でよく見知った選手が出るとやっぱり気になります。 自分の語学つながりで言うと、フランス代表は予選で負けてしまったようです。 が、もう1つの推しのイタリア代表は台湾で1次ラウンドを戦って…
イタリア文学散歩シリーズの第三弾として、またまたパヴェーゼに挑みます。 「美しい夏」「流刑」と踏破して、その独特の世界観と詩的に洗練された文章に病みつきになってきました。 今回は「月と篝火」という1950年4月発表の作品で、その年の8月に自ら命を…
「流刑(Il carcere)」を踏破しました。1カ月弱、毎日よく続けたと思います。 (以下ネタバレを含む) ファシズムのムッソリーニ政権下で実際に流刑を経験した著者の自伝的小説です。 主人公がイタリアの南端に流されてから、地域の人たちとの様々な形での…
BingというマイクロソフトのサーチエンジンがChatAIを取り入れて話題になっています。何でも教えてくれるというので、さっそく登録して試してみました。 ・・中々面白いですね。語学学習でも、このAIを使った色々な活用方法の提案が出てきているようですが、…
毎日カフェで勉強しているカフェ自習民の自分にとって、コーヒーの単価は重要な指標ですが、最近は値上がりを顕著に感じます。 以下はちょうど2年前(2021年2月20日)、自分がアノニマスダイアリー(匿名落書帳)に備忘録としてカフェの値段の比較のために残…
ロシア語単語の馬名もまとめてみました。キリル文字の表記も入れてみましたが、規則性があるのが分かって少しずつ読めるようになってきました。 ※1 まだまだたくさん確認漏れがあります。(現状、見つけては追加している) ※2 冠名付きの馬は含みません。文…