とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2015-01-01から1年間の記事一覧

田園交響楽書取終了

La Symphonie Pastorale (Folio Ser .: No 18)作者:Gide, Andre発売日: 1972/06/01メディア: マスマーケット 田園交響楽は順調に進んで本日終了。29日間ザクザク進んだ。 神父の日記の体裁による、抑制的な口調から迸る独白の形が新鮮だった。主観的な心理…

ボヴァリー夫人とパン屋を見る

7/11(土)公開 『ボヴァリー夫人とパン屋』 予告篇 表題の作品を見てきた。ボヴァリー夫人は、去年の8月から今年の3月まで半年以上の間、書取に取り組んだ思い入れのある小説。 ボヴァリー夫人友の会会員として、オマージュ作品はしっかり見るべきだろう…

無知の既知

アホみたいに暑いですね。絶好の勉強日和、田園交響楽も半分くらいまで来てしまった。 基本的にはオーソドックスな構成で書き取りやすく、それなりの進度で進んでいる。取り敢えず焦るなと自分に言い聞かす。 しんどいのはラテン語が出てくる部分。主人公が…

舞台の記憶

田園交響楽の舞台はラ・ショー=ド=フォンという、フランス国境に程近いスイスの都市の近くにある田舎の村らしい。 小説にはその話の舞台と、それにまつわる克明な印象というか記憶が付きまとう。 異邦人で、主人公を地獄に誘ったアルジェの異常な暑さであ…

題材のネタ切れ

田園交響楽は分かりやすいスタートで安堵。自然主義文学によくある全能の第三者的な視座からでなく、日記の体裁による抑制的な1人称口調で、何か新鮮味がある。 設定といい、世界観といい、面白い話になりそうな匂いがグツグツと漂って来る。良いぞ。 しか…

田園交響楽を読む

書取の題材に選ぶ小説の条件は、音声ファイルがあること、日本語訳が出版されていること、そして自分のスキルと嗜好に合うという要件が揃っていることだが、全部を満たせるものは少ない。 女の一生の後に何を書き取ろうか迷っていて、当初はモーパッサンの「…

女の一生書取終了

Une Vie作者: Guy de Maupassant出版社/メーカー: Gallimard発売日: 2015/02/05メディア: マスマーケットこの商品を含むブログ (3件) を見る 終わった。後半は展開も面白くサクサク進んだ。書き取っていて爽快感があった。文章が平易なのにかなり助けられた…

いよいよ最終章へ

女の一生の書取が始まって3ヶ月近く、今朝で13章が終了。明日から最終14章に突入する。あと1週間弱で終わる。 長い時間かけて迎える小説の最後、話の成り行きを見守る楽しみに、ようやく終えられる充実感や馴染んできた世界とお別れする寂しさが混じっ…

ノルマを増やさない

少し内省的に考える。最近、今日は何分書き取れた、何分しか書き取れなかったと書取の速さ(書取量の多さ)のことばかり気になってしまっている。 単にサクサク進むのが楽しかった時期を過ぎ、スピードが新たな心のノルマを誘発し、負荷を増やしている気がす…

22時50分書取開始

金曜は珍しく遠方の日帰り出張があった。 朝一でタオルとジャコ天の国へ。朝活する時間なし。始発の新幹線乗れば1日で行って帰れるよな?と、現地で宿泊させてくれない会社のケチさ。 2件用務を済ませて新大阪に帰着したのは22時30分。この時間から書…

雑食主義を続ける

6月も皆勤だった。これで出張から戻った去年の10月5日から約9ヶ月、連続で続いている事になる。よくやるよ。 女の一生が終わった後をどうしようか迷ったが、やはりモーパッサンはここで切り上げて、別の20世紀の作家から探してみる事にした。 モーパ…

進歩の逓減

女の一生は4分の3片付いた。ここまで来るとゴールも見えてきて心も楽になる。7月下旬に入るまでには終わりそう。予想よりかなり早い。 展開としては不貞夫編が終わり(最後の展開が予想以上に凄かった)、放蕩息子編に入ったようだ。 かなり書取しやすい…

さらにボヴァリー夫人

「ボヴァリー夫人とパン屋」の上映映画館とスケジュールが公開されていた。全国で9館か・・ http://www.boverytopanya.com/theater.html 関西では8月1日(土)からテアトル梅田で上映するらしい。茶屋町のロフト地下のところだな。見に行くか。 あと6月…

もう次の心配

やっぱり小説の書取は後半になると慣れてくる。特に集中が高まっている自覚がなくてもサクサク進む。 主人公の性格が、舞台背景が、関連語彙が、そして作者のクセが、頭に手に馴染んでくる感じ。良い感じだ。 これは単純に教材やニュースを書き取るだけでは…

中間地点であらすじを知る

中間地点を少し過ぎたところ。51日で53%だから、7月中には終わるだろう。 モーパッサンは風景描写の部分が難しく、行動描写とセリフの部分は簡単で、難易度の濃淡がはっきりしている。だから進む日は凄く進むし、進まない日はあまり進まない。 ただ風…

未知の単語にどう接するか

単語の対処も書きます。といってもかなりテキトーです。分からない単語はカシオの電子辞書を使って調べます。 一時期はその中のPETIT ROBERT仏仏辞典をメインで使っていましたが、色々面倒臭くなって結局今はロベール仏和大辞典中心で調べています。 この仏…

今の自分のディクテ方法詳解

勉強法を乞われるのは嬉しい事ですが、いつものようにテキトーなことを書けないので少し緊張します。全然大したものではありませんが、去年11月のディクテ法の説明をもう少し分解して細かく説明します。 あの時は聴く、書く、確かめるの3段ルーチンと書き…

集中力が高まった状態的な何か

休日出勤。アシが産休なのに会社が補充を取らないので作業日を設けないと片付かない。 他の人も休日出勤してくる事は知っていたので社内で勉強するのは少し憚られて、平日のように出勤前に書取を済ませる事にした。 休日くらい趣向を変えようと、いつものベ…

久々にRFI

今さらNHKラジオの応用編が4月〜6月の間にRFI(フランスの公共放送)の講座をやっている事を知る。最近全然チェックしてなかった。気が向いたら聞いてみたい。 https://www2.nhk.or.jp/gogaku/french/kouza/ - 応用編(木・金) 「ニュースで学ぶフ…

足りないものばかり

先週、昨年秋の海外出張の時にお世話になったインドネシアの関係の方々が来社。自分には関係のない用事だったのだが、滅多にない機会だし自分もしばらく向こうに行く事はないので再会を喜んだ。 夜、宴席にアテンドして、成り行きで英語の通訳の真似事をする…

元の木阿弥

件の書取もだいぶ話が動いてきた。昼メロのような、というか昼メロが真似しそうなプロットを味わいつつ、書取を進めている(貶してるわけではない)。 女の一生 (新潮文庫)作者: モーパッサン,新庄嘉章出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/02/22メディア: …

12分の9分の3分の1

かなり昔の事、某RSSリーダーを通じて色々なブログを登録して購読していたのだが、そのうち見に行くのが面倒臭くなって、前のPCが壊れて買い換えしてからは、もう存在すら忘れていた。 たまたまそのリーダーのホームページにアクセスする機会があって、…

モチベを戻す

女の一生も全14章のうち、第4章の真ん中まで来た。 話はまだあまり動き出していない感じだが、これから色々あるんだろう。女の一生って言うくらいなんだから。 あと日本語訳なしで書取進むのは違和感があってしんどかったが、やっと慣れてきた。モチベも…

ボヴァリー夫人再び

久しぶりに見たい映画が出てきた。 『ボヴァリー夫人とパン屋』予告編 本当に明朗で分かりやすいフランス語だ。これくらいゆっくり話してくれるとさすがに良く分かる。 ボヴァリー夫人は何回か映画化されているか、その世界観を下敷きにした新しい話。7月上…

惰性軌道

女の一生のディクテを始めて10日ほど。480分はちょっと長すぎたかなあと始めてから少し後悔した。 一応旅に出た日も含めて毎日書き取り進めているのだが、朝寝坊の頻度が増えたり、ディクテ中に眠気を感じたりして、モチベが鈍っている。 小説の読み始…

大山に敗北を喫する

3月中旬にボヴァリー夫人が終わったとき、ご褒美の旅をしたかったが、色々理由をつけて先延ばしに。とか言ってたら、脂肪の塊、テリエ館も読み終わってしまった。このままだと何もできないままだ。 ルーアンに行きたい。行くか?けどいくら馬鹿な事をするの…

女の一生を読む

モーパッサンも3つ目。ディクテシリーズも第14弾に。 出世作を読んだら、次は代表作も読もうということで「女の一生(Une Vie)」を読む事にする。 Une Vie作者: Guy de Maupassant出版社/メーカー: Gallimard発売日: 2015/02/05メディア: マスマーケット…

テリエ館書取終了

予定通りに終わった。 La maison Tellier作者:Maupassant, Guy de発売日: 2014/04/10メディア: ペーパーバック 13日間で分量にして66分。毎朝書取した。訳を確認しないとさらに時短になって1日で5分くらい進んだ。日本語訳がないと細かい部分で辛くな…

日本語訳に頼らない

テリエ館はディクテし終わるまでの間、日本語訳を見るのを止める事にした。地味だかかなり挑戦的な試み。 モーパッサンは読みやすいから何とかなりそうというのもあるし、ここで一段、段階を上げて鍛え直そうかなと考えた。 あとたまにだけど確認の際に、意…

テリエ館を読む

今日から同じくモーパッサンのテリエ館をディクテする。 ディクテシリーズにして第13弾へ突入。ローカル路線バスの旅シリーズみたいになってきた。 La maison Tellier作者:Maupassant, Guy de発売日: 2014/04/10メディア: ペーパーバック脂肪の塊・テリエ…